みなさんこんにちは♪
いよいよ2018年平成最後の大晦日になりましたね( ◠‿◠ )
今年一年、皆様にとってどのような年だったでしょうか?
私は、・・・な年でした( ; ; )
よき新年を迎えて、来年はもっといい年にしたいと思います!
そこで、昨日から実家に帰省したのですが、お正月の縁起物、鏡餅のことについて今日はお話ししようと思います( ◠‿◠ )
鏡餅を飾る風習や意味は何?
私は、小さい頃から家に鏡餅がお正月には必ず飾ってあったので、あまり意味も知らずに必ずお正月には家にあるものだと思っていました。
実際、鏡餅を飾る風習は何から起こったものでしょう。
諸説あるようですが、多くの言い伝えでは、代々の天皇に関わる3種の神器の一つ、「八咫の鏡(やたのかがみ)」に関わることだと言われているようです。
確かに鏡餅という漢字を使うくらいですから、形も鏡に似ていますよね(°▽°)
古来より鏡は魂や神様が宿るものとされており、大切なアイテムの一つなのは間違いないです!
こうした言い伝えなどからわかるように、我々人間が神様と新しい新年を一緒に祝う意味も込めて鏡餅を飾るようになったのです( ◠‿◠ )
鏡餅は何が必要でどう飾ればいい?
今の時代は、昔のように各家庭でお餅をついて鏡餅にして飾ることはほとんどなくなりました。
スーパーやホームセンターに行けば、真空パックに入れられた鏡餅が沢山売られています。
その多くは、餅の部分と上に乗せる橙くらいしかありません。
しかし、本来の鏡餅はもっと一緒に飾るものがあるのです!
そこで、何が鏡餅には必要なのか解説していきます。
鏡餅に必要なもの
①橙(だいだい)
代々(だいだい)家が栄えますように!という意味を込めて飾るものです。
ですが、多くのお宅ではミカンを飾ってらっしゃると思います(°▽°)
②御幣(ごへい)
古来より、赤色は魔除けの意味があります。
手を大きく広げるような形から意味されることは、繁栄を願うものだと言われています。
③三方(さんぽう)
神事などで、供物を備えるために使われる台のことです。
使われる材料は、木材や陶器などがありますが、鏡餅ではヒノキなどの白木の場合がほとんどです!
④裏白(うらじろ)
形から想像できるように、葉が左右対象になっているところから夫婦円満の意味があります。
また、裏白はシダの一種であるため、葉の生える性質上古い葉が落ちずに新しい葉が共に育つことから、家族の繁栄を意味していると言われています。
⑤四方紅(しほうべに)
四方を赤色で囲むことで、魔除けを通じて一年間の繁栄を祈願する意味があります。
どう飾るか
飾り方は、次の順番で飾るのが一般的です。
- 三方の上に四方紅を端の方が三方から垂れるようにおく
- 裏白の葉が白い方を表にして四方紅の上に置く
- 餅を二つ重ねて置く
- 餅の上に御幣を乗せて、その上に橙を飾る
そうすると、下の写真のような鏡餅が見事に出来上がります!
鏡餅はいつからいつまで飾ればいい?
一般的にいわれているのは、その年の12月28日に飾るのが一番良いとされています。
一方で、注意しなくてはいけないのは、絶対に飾ってはいけないといわれている日として、12月29日と12月31日が挙げられます!
意味は29日は9(九)という数字が「苦」を意味するとされるためです。
ただし、説によっては29(福)を意味するため、この日に飾るのも良いとする考え方もあります。
また、31日の大晦日は一日飾りとなるために、縁起が悪いとされています。
せっかくの鏡餅を台無しにしてしまわないように気をつけなくてはいけません(°▽°)
そして、いつまで飾るのが良いといえば、鏡開きの1月11日までが定説です!
地方によっては、1月15日を鏡開きとしているところもありますので、こういった土地土地の風習があればそれに従っていくのが良いと思います♪
終わりに
まもなく新しい年を迎えます!
我々日本人は古き良き習慣を大切にする民族です!
鏡餅を飾ることで、みなさんに幸多からんことをお祈りいたしますm(_ _)m
今年も私のサイトをご覧いただき誠にありがとうございました( ◠‿◠ )