本日、3月21日は春分の日です!
まさに春の訪れが足音を立てて近づいてくる始まりの日と言っても過言ではありませんね( ◠‿◠ )
今日は、朝からニュースを見ていると福岡管区気象台の桜の標本木であるソメイヨシノの花が開花に相当する数にあたる5輪以上花を咲かせていたとのことで、開花宣言が出されました!
事前の開花予想をみていると、3月19日が多く予想されていたので、若干遅れはしましたが、ほぼ予想通りの開花宣言だったといってもいいでしょう。
平年に比べて2日ほど早く、昨年に比べると2日遅い開花宣言だそうです!
今日は、この桜の開花宣言についてお話しいたします( ◠‿◠ )
桜の開花宣言とは?
2019年の全国最初の桜の開花宣言は、3月20日に長崎で出されました!
当初の予測では、都市化や地球温暖化の影響を受けた福岡が一番ではないか?と目されていましたが、同じ九州地方の長崎が最初の開花宣言の街となりました。
3月21日開花宣言が出された福岡と同じ日に開花宣言が出たのは何処だったと思いますか?
この話の流れでは、九州地方の何処かだと思っちゃいますよね!
実は、遠く離れた東京と横浜が開花宣言を出したのです!
普通、桜の開花は南の地方から徐々に北に登ってくるイメージですよね。
どうしてそんなに離れた東京と横浜で?と思いますが、きっと都市化や地球温暖化の影響が日本で一番著しい街なのでそうなったのではないかな?と感じます。
といったところはさておき、普段私たちが当たり前のように聞いている桜の開花宣言ですが、実際はどういう意味があってどのようなものかについては、あまり知らないのが一般的です。
私もその言葉の意味をもっと知りたくて色々と調べてみましたので、簡単にまとめてお話しします。
①桜の開花宣言はどうやって出すのか
まず、気象庁では正式に桜の開花宣言という言葉を使って発表することはありません。
あくまで、桜が開花したことを発表するだけです。
さらに、気象庁では開花予想も2010以降行なってはいません。
ということで、今は民間事業者が桜の開花予想や開花宣言を行なっているのが現状です。
次の5事業者から情報提供されています。
開花宣言に関する手順は、それぞれの事業者によって独自の基準があります。
しかし基本的な考え方は、今まで気象庁が行なってきた開花予想と同様のものとなっています。
開花に関する基本な的な考え方は、以下のとおりです。
さくらの開花日と満開日
さくらの開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日をいいます。満開日とは、標本木で約 80%以上 のつぼみが開いた状態となった最初の日をいいます。観測の対象は主にそめいよしの です。そめいよしのは江戸末期からはじまる品種で、九州から北海道の石狩平野あたりまで植栽されているといわれています。そめいよしのはえどひがんとおおしまざくらの交雑種です。そめいよしのが生育しない地域では、ひかんざくら、えぞやまざくらを観測します。
引用元:気象庁>さくらに関する情報内より
さくらの開花日を決める基準としては、全国にある地方気象台の観測地点で、標本木となるソメイヨシノで5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日をいうわけです!
②開花宣言となる桜の種類は「ソメイヨシノ(染井吉野)」
桜と一口に言っても、たくさん種類があります。
せっかくですので、日本の桜の主な種類についていくつかご紹介します。
◯ソメイヨシノ(染井吉野)
◯ヤエザクラ(八重桜)
◯ヒガンザクラ(彼岸桜)
◯シダレザクラ(枝垂桜)
◯カワヅザクラ(河津桜)
◯ヤマザクラ(山桜)
よく春の訪れが近づくと早咲きの桜で話題になるのは、「河津桜(かわづざくら)」と言われる桜です!
桜の名前は伊豆半島の東にある、静岡県河津町に由来しています。
川沿いに多く群生していて大変綺麗な花を最盛期には咲かせています。
今からお話しするソメイヨシノより、およそ1ヶ月以上早く開花します。
満開は2月下旬あたりで、それに合わせて河津町では、2月10日から3月10日まで「河津桜まつり」を開催していました。
次の写真のような雰囲気と花です。とてもキレイですね( ◠‿◠ )
そして、私たちが一般的にさくらとして呼んでいるのが、ソメイヨシノです!
ソメイヨシノは諸説由来がありますが、江戸時代末期ごろに品種改良されたさくらの園芸品種の一つで、染井村の植木屋が作ったといわれています。また、奈良の桜の名所吉野山の場所にちなんで「吉野桜」といわれていました。
そのことから「染井吉野(ソメイヨシノ)」といわれるようになったようです。
外見上の特徴としては、5枚の花びらを持っていて、咲き始めはうす紅色であるのですが、満開になるに従って白色に近くなるということです。
寿命に関しても色々いわれていますが、昔聞いた知識で覚えているのが、ソメイヨシノは60年が一つの寿命を迎える時期だといわれていたことです。
春を迎えてたくさんの花を咲かせることから、学校の肛門や校庭のそばに数多く植えられているのもソメイヨシノの特徴です!
だから、私たちが春を迎えて新たな気持ちになるきっかけに感じる理由の一つではないかと考えています。
また、各地方気象台に植えられているさくらの標本木として大変よく知られています。
福岡のさくらの開花状況
この時期になると、福岡のローカル放送局のニュースで必ずさくらの開花状況をお知らせする場面が多くなりますよね!
たまたま見ていたニュースで、「誰と花見に行きますか?」というアンケートがあったのですが、一番はやはり家族でした。
ちょっと意外だったのは、職場の人と見に行く割合が一番低かったことです。
私は、今は違いますが、サラリーマン時代には必ずと言っていいほど職場の花見がありました∑(゚Д゚)
きっと、今花見を強制するとパワハラといわれてしまうんでしょうね(^_^;)
時代が変わったといってはそれまでですが、コミュニケーションを取るにはとってもいい機会だと思うんですが∑(゚Д゚)
さて、開花宣言が出たとはいえ、福岡県もエリアが広いし、各地の気象条件や地理の条件でさくらの開花状況はバラバラです。
これから、どこがどう見頃になっていくのか知るのに、何を参考にすればいいのか知りたいところですよね。
先ほどご紹介したさくらの開花予想をお知らせしている5事業者のなかで、割と内容を見やすかったのは、日本気象協会のものでした。
福岡県の人気のスポットに関して、開花状況を教えてくれるのでオススメです。
詳しくは、こちらからチェックすることができますので参考にしてください!
さくらは開花から満開を迎えるまで、およそ1週間といわれています。
ですので、満開は3月28日(木)あたりだといえます!
ちなみに3月21日の週間天気予報では、今のところ雨は降らないような感じです。
もしもお花見をするのであれば好天に恵まれたいところですね!( ◠‿◠ )
福岡市でオススメのお花見スポット
せっかくなので、私が知る限りの範囲ですが、福岡市でお花見をするのにオススメのスポットをいくつかご紹介します!
私の故郷山口県と違って、福岡市は都会ですので車でサッと行って、お花見をするのは結構難しいです∑(゚Д゚)
よく考えれば、お花見に欠かせない?アルコールを飲みたければそもそも車では行けません!
なので、公共交通機関で楽しくお花見をするのが一番です( ◠‿◠ )
①舞鶴公園
福岡市中心部にありながら、たくさんの桜がとってもキレイに咲いて美しい場所です!
夜になれば、この時期はライトアップもされるので、夜桜を愛でるのもとても楽しくていいですよね!
3月23日(土)からは、毎年恒例の「福岡城さくらまつり」が始まります!
4月1日(月)までの短い期間ではありますが、グルメ屋台やキッチンカーが90軒以上出店するなど、期間中は大いに盛り上がります!
詳しくは、福岡城さくらまつり公式サイトよりご確認ください!
場所に関しては、下記の地図をご覧いただくとおわかりいただけます。
②桧原桜
派手さはないのですが、満開時期には特設駐車場なども用意されてたくさんの人が見に来るスポットです!
地域住民に愛された場所でもあります!
福岡都市高速の高架下のすぐそばにあり、通ればすぐわかる場所です!
こんな感じの場所です。
難点としては、トイレがないことと場所が狭いことかな∑(゚Д゚)
でも、こじんまりと桜を楽しむにはうってつけの場所です( ◠‿◠ )
場所は下記の地図をご覧くださいね。
③室見川河畔公園
ここは一見地味な場所なのですが、私が昨年観に行ってとっても気に入った場所です!
地下鉄七隈線の終点でもある早良区橋本にある、車両基地のすぐそばに群生している桜並木です!
写真を撮っていたのですが、なぜか全て短い動画になっちゃってたので、静止画にしたのですがうまく写っていないような気が∑(゚Д゚)
とにかく桜並木がすごくいいんです!
平日の1時間くらいいましたが、とてものんびりと静かに過ごせましたよ!
難点は、夜間は特別に照明がないことと、周辺に駐車場はないので、もし車で来るなら近くの木の葉モール橋本に車を置かれていくようになります!
ただし、夜間は地下鉄の車両基地の明かりが明るいので、ちょっとした照明がわりにはなっているはずです。(ただし、夜間にお邪魔せず、道路沿いの車窓から観た感じのお話しです。)
場所は下記の地図のあたりになります。
◯このほかにも沢山のさくらの名所やスポットが、福岡市にはあります!
今後は自分で少しずつリサーチしていい所を見つけてみます!
オススメの場所が見つかれば、ご紹介しますので、お待ちください。
終わりに
いよいよ春本番が近づいてきました!
私は、花の中でさくらが一番好きです!( ◠‿◠ )
咲いたときの艶やかさもそうですが、散った時に道にキレイに敷かれた花びらの絨毯を見るのがとても好きです。
一年で一番お花を見たいと思うこの時期をしっかり楽しもうと思います!
お花見を楽しむ際に、お酒を飲まれるならば、くれぐれも飲酒運転はされないように!
人としての最低限のルールを守って楽しく過ごすのが一番ですから!
心が洗われるような素敵なさくらをみなさんと楽しみましょう!